コードを通す穴をあけましょう。
ポイントはこの2つです。
パーツに穴をあけるポイント
・丸い形や模様をゆがめない
・まっすぐ中心に挿す
穴をあけるにはいろんな道具がありますが、今回はどのお宅にもあるんじゃないかと思われる、つまようじを使います。竹串でもOKです。
つまようじをまっすぐに挿しこみます。
この時つまようじを回しながら少しずつ進めましょう。
力をかけて突き挿そうとすると、ポリマークレイパーツがへこんで形が崩れます。
パーツにかける力をできるだけ少なくするために、つまようじを押し込むのではなく、回しながら滑り込ませるのです。
真横から見ながら水平に。
そして、一気に突き通さず、半分くらいまで挿したら、逆側からも挿します。
その理由は。
ホントはブルーのラインでまっすぐにあけたいのだけれど、緑のようにゆがんでしまうことがあります。
そのまま進むと黄緑のところに顔を出し、中心から大きくずれてしまいます。
そこで。途中で反対から、オレンジ色のラインで突きさすと、中で緑と出会って何とか辻褄を合わせてくれるんです(笑)
反対から挿すときに、反対の場所を見つけるために、つまようじをクレイパーツに当てます。
別にこうしなきゃいけないわけではありませんが、他の作家さんが作られるのを見ても、この手つきをよく見ます。
みんな同じように作っているんだなぁ、と興味深いところです。
つまようじは奥までしっかりと挿してください。
抜いた後、パーツの形をもう一度整えるために触りますが、押さえすぎて穴が小さくならないように気をつけてください。
キットでご用意したコードは直径12mmのものです。
穴が小さいとコードが通らなくなるので、気を付けてくださいね。
今回はオーブンで焼成する前、クレイがまだ柔らかいうちに穴をあける方法をご案内しました。
他にも、焼成した後に穴をあけることもできます。
そういったことは追々お伝えしていきますね。
ここまでマーブル模様やしま模様を丁寧に作ってきても、最後の穴あけを失敗したら台無しになってしまいます。
早く仕上がりが見たいというはやる気持ちはよくわかります。
が、ここはぐっとガマン(笑)あせらずゆっくりやりましょうね。