3. マーブル模様パーツ


今回、黄色と赤 と、パールのクレイを合わせてマーブル模様にしてみました。

マーブル模様。

予想しない模様が表れて美しいですね。

でも。簡単そうですが、実はかなり奥が深い模様だと私は思うんです。

マーブル模様のポイント

流れるような模様を均等に。

端までしっかりとねじる。

半分に折って、ねじります。

このとき、端をまずちょこっと押して外れてしまわないようにしましょう。

まずは、同量の赤とパールをそれぞれ6cmのロープに伸ばし、3cmずつに切って、互い違いに組み合わせました。

それをなじませて細く伸ばします。

両端を持ってねじります。

そのまま手を離したら「ねじれ」がもとに戻ってしまいます。

きれいにねじれたところで、まず輪の部分を少し押さえます。

それから、間の部分も押さえて、きれいにねじれたままキープできるようにします。

特に、両端の部分はマーブルの模様が甘くなってしまいがちです。

黄やパールの部分が大きく残りがち。

そうすると部分的にマーブル模様がきれいでないところが残ってしまいます。特にに注意して作りましょう。

マーブルを作る様子のスナップショットを並べてみました。

伸ばしてねじる。

伸ばしてねじる

だんだんと、模様が細かくなってきているのがわかりますか。

端から端まで「ねじれ」が均等になるようにするといいですね。

端にパール、または赤・黄のかたまりが残らないように注意してくださいね。

この例では赤は6回、黄は4回、「伸ばしてねじる」を繰り返しました。

何回ねじるという決まりはありません。

また、どれくらいまで伸ばせば良いかも決まりはありません。

きれいな模様になったところで止めて成形しましょう。

ポイント

パールは焼成前は白っぽいですが、焼成すると少し色が薄くなり半透明に寄ります。

ひねって混ざりすぎると模様が見えなくなりますので、ひねりすぎないように注意してくださいね。

薄い黄はパールとの色の差が小さいので、マーブル模様が見えやすいよう、大きめで残すため、ひねる回数を少なくしました。

濃い赤は繊細な模様になるよう、ひねる回数を多くしています。

マーブルがあまり大きすぎるときれいではありませんし、逆に細かすぎると混ざってしまって模様が見えなくなってしまいます。

そしてもうひとつのポイントです。

切り分けてビーズの形に整える時。

切り口を見てください。あんまりきれいなマーブルではないんです。

つまむようにして、切り口が見えないように、マーブル模様がつながるようにして丸めましょう。

マーブル模様を極めたらこのテクニックだけでもステキなアクセサリーを作ることができます。

いくつもの色を合わせてもきれいです。

無造作にゴチャゴチャっとねじってもマーブルらしくはなります。

でも、ねじる端っこや、切り口など細かいところに気を遣うことで「初心者っぽさ」から脱出することができます。

自分がきれいだなと思い描いた模様に近づけるように、丁寧に、端まで神経をいきわたらせてひねってくださいね。

  • X

PAGE TOP