ツキヨタケ

ツキヨタケ ツキヨタケ科

鹿児島から北海道南部まで広く分布していて、中部地方や東北地方の山に多く生えています。

夏から秋にかけて、ブナやミズナラなどの広葉樹の枯れ木や倒木に、折り重なりようにたくさん生えます。

カサの裏のヒダの部分が光ります。

発光するきのことしては ヤコウタケ もありますが、ツキヨタケはヤコウタケほどは明るくないそうです。

「月夜茸」という風流な名前は、そこからつけたのでしょうね。

ツキヨタケは日本で最も中毒例が多い毒きのこで、死亡例もあります。

いかにも食べられそうで、美味しそうな地味な見た目ですものね(汗)

ムキタケやヒラタケにそっくりです。

光ることと、柄の部分を割ると暗紫色のシミがあることが見分けポイントですが、不明瞭なこともあるので確信がなければ絶対に口にしないでくださいね。

ツキヨタケは、平安時代の「今昔物語集」に「ワタリ」という名前で登場します。

僧侶が、老僧をだましてワタリを食べさせて毒殺しようとしますが、老僧はそれを察知して失敗した、ってお話なんだそうです。

物騒なお話ですね(汗)

でも、1,000年も昔の平安時代の人々もワタリ(ツキヨタケ)を眺めてたんだなって思うと不思議な気分。

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