
キヌガサタケ スッポンタケ科
竹林などに生えます。
レースのスカートのような菌膜をつけます。
頭部に強い臭いを放つ粘液をつけ、その中に胞子が混ざっています。
虫を集めて舐めてもらって胞子を撒きます。
食用にされ、中華料理などで高級食材として使われます。
グレバはきれいに取り除いて、スープなどに使われるそうです。
乾燥した商品もあって、人工栽培に成功した例もあるようですよ。

北海道のうちの近くでは、スカートが少し短いマクキヌガサタケが見られました。
タマゴの中に粘液に包まれて入っていて、そこか太い柄が伸び、スカートが開きます。
あっと言う間に虫たちが集まって来て、頭部の粘液(グレバ)を舐め取ってしまいました。