
ポリマークレイはじめてさんが最初に用意すべき4つのもの にあげたひとつ、「オーブン」について詳しくお伝えします。
ポリマークレイは熱を加えることによって化学変化を起こして硬化します。
だから、加熱する道具は何か必要です。
ポリマークレイ焼成に使用できるオーブンの条件
ポリマークレイはクレイによって焼成温度が決まっています。
例えば、写真のスカルピープレモは厚さ6mmのもので130℃で30分焼成します。
だいたい110℃から130℃位に決められているクレイが多いと思います。
薄い作品や半透明のエフェクトがあるクレイなどは、表示しているよりも少し低めの温度で焼成する方が良い場合もあるし、厚い作品は長めに焼成したい場合もあります。
目安としては決められた温度設定で30分キープできるオーブン が、ポリマークレイ焼成に使うことができるオーブンの条件です。


温度設定ができるもの・庫内の温度が一定のもの
ポリマークレイが指定する温度設定ができるオーブンを使いましょう。
ポリマークレイの主成分はPVC(ポリ塩化ビニル)で、焼成温度が高すぎると変色したり有害な気体を発生したりします。
逆に低すぎると焼成不良で弱くなります。
まず、温度調整ができないオーブンは除外します。
オーブントースターは手軽ですが、ヒーターが当たるところ、すみっこの当たりにくいところなど、庫内の温度が違うことがあるのでオススメしません。
そのオーブントースターのクセをしっかりと把握した上で使っているというお話は聞いたことがあるけど。
みもみよは、庫内にファンがついていて、庫内の温度を一定にしやすいコンベクションオーブンを使っています。
普段お料理に使うオーブンレンジなどでも、この温度設定にできるものは多いと思います。
できればお料理に使うものとポリマークレイを焼成するものとは分けたいけれど、ポリマークレイはじめてさんはそういうワケにはいかないもんね。
ガスオーブンも適正な温度をキープできさえできれば使えるのでしょうが、火力が強くて設定温度よりも高くなることも多いようなので、ガスオーブンでポリマークレイを焼成しているというお話は聞いたことがないです。
どのオーブンを使うかに関わらず、焼成中は換気をして、適正温度を保っているかを気を付けて見ておくようにしましょうね。
その、温度確認に役立つのがオーブン用温度計。
オーブンの温度設定って、オーブンの表示とは異なる場合も意外とあります。
私が以前に購入したオーブンでは、一度、設定温度以上に上げてから落ち着かせるようなものもありました。ポリマークレイはそれだと困る。
庫内の場所によって高温のところとそうじゃないところがあったりもしてね。
焼成する作品のそばにオーブン用温度計を置いておけば、実際の温度を確認できます。
1,000円前後で購入できるものなので、ポリマークレイを使うならひとつ入手されることをオススメします。
オーブンで焼成するメリット
ポリマークレイを使うには「オーブンが必要」がひとつのハードルですね。
でも、オーブンで焼成して化学変化を起こして仕上げるからこそ、出来上がった作品は耐水性があって丈夫で、アクセサリーとして使うにはとても安心です。
また自然乾燥のクレイだと数時間以上の「乾燥させる」時間が必要なので、制作に時間がかかります。ポリマークレイは30分焼成してしばらく冷ませばそれで硬化するので、仕上がりが早いです。
逆に、ポリマークレイは焼成しないと硬くならないことから、時間をかけて手間をかけて作品を作ることもできるんです。自然乾燥のクレイだと、乾燥が始まっちゃうまでの時間との勝負で作らないといけないからね。
みもみよは、制作にまとまった時間を取ることができないことも多いので、1時間だけ作業してそのまま置いておき、翌日また続きの作業をするってことがよくあります。
ポリマークレイ制作、どうぞ楽しんでくださいね。


